中目白：

もちろんこれは中目黒の転移である。

しかし、夢の中でこの駅は、山手線の新宿と池袋の中間に位置している。

しかし高田馬場ではないし、目白でもないのである。

終点の吉祥寺（是政線）：

是政線はＪＲ武蔵境から多摩川方面へと向かう西武線である。終点が是政である。

京王井の頭線との混同であるのは明白。

野川公園、武蔵野公園の最寄り駅はこの是政線二枚橋駅である。はけのみち、小金井の祖母の家とも繋がっている。

改札を出て甲州街道口に立っている（府中競馬場）：

1994年当時、新たに整備された新宿南口の転移。現実の府中駅ではないが、夢の中ではそこが府中だと思い込んでいる。

80年代まで開発から取り残されていた新宿南口の甲州街道口がようやく整備され、景観が激変した。その驚きが影響しているのだろう。

鳥羽羽島：

東海道新幹線、岐阜羽島の転移だろう。

夢の中で、確かにこの漢字で駅名表示されていた。

経堂ステーション：

小田急線経堂駅。高校時代に乗り降りした駅。農大一高に通っていたのだ。

世田谷がしばしば登場するのも、高校時代の記憶からだ。

夢を見た1995年当時、まだ小田急線は高架になっていない。現在の経堂駅ではない。

エスカレーターの光景は丸ノ内線国会議事堂前の印象である。

山手線環内を横断する是政線：

都営荒川線の転移。東京音楽大学は荒川線雑司ヶ谷駅の近くだった。

この都営荒川線と東急世田谷線が印象として重なる。

大学時代（池袋、目白、雑司ヶ谷）、高校時代（経堂、および世田谷線沿いの町）、そして少年期の武蔵小金井（あるいは是政線）となっている。

豪徳寺：

高校時代、初めてアルバイトをした町。世田谷線山下駅でもある。

早稲田：

何故早稲田だと思い込んでいるのか解らない。

一方『早稲田通り』は早稲田通りが明確である理由がある。