筑波からの帰り、混雑する駅で新幹線の切符を自動販売機で買おうとする。そして、夢の中の夢で、水泳のプール管理で女性職員（あるいは教員）と出会っている。それが安藤さん（？）のような人。その人と恋人になればよかったのに、と思う夢。

登山列車の駅のような所だ。ただ広く、人が沢山いる。券売機が並んでいる。いち早く券売機の前に着こうとするが、どれで自分の買う切符を買えばいいのか解り辛い。うかうかしていると人に並ばれてしまう。最近の販売機は種類が様々で困る。

くすんだ白に緑の線が入った東北新幹線の先頭部分、流線型の丸く尖った部分をちょんぎって小さくしたデザインの券売機こそが私の買うべき切符を売っているのだ、と判断する。その流線型の部分を両手のひらでなでぺんぺんと叩く。

構内で発表がある。野○行きの列車しか無い、との事。東京行きは都合のため運休らしい。案内板に「野○」と出ている。

私は行き先を決めなくても良くなったので、少し安堵する。そしてぞろぞろとホームへ降りる階段の方に大勢の人達と移動している。野○は東京近郊の町だが、そこまで行けばいくらでも帰る電車はある。

夏休みのプール監督のようだ。私と、そして目の前には女性がいる。競泳用の水着を着ているのかもしれない。身体の線がはっきり認識出来る。

その女性は私の先生だった人のようだ。しかし同時にアンドーさんでもある。この女性と恋に落ちた可能性もあったのに、と思い始める。そうすると、これは夢で、今いる私は高校時代のわたしであり、この瞬間のような思いがあれば、この女性と愛し合った可能性もあったのだと感じる。

ショートカットのアンドーさん。今なら好きになれる。

2004 01 24